まことさん、たけさん、こっとんさん、
autumn522akiさん、どんぐりさん、もりひろさん、フォロワーの皆様揃って高評価だった為、Amazonでポチっと購入。
フォロワーの皆様の感想が兎に角素晴らしくて、私も絶対この本を読まなくてはと思ってしまった。
あー!この展開!逃げて逃げて逃げまくるのね!!
ゴールデンスランバーが頭を過ぎるも、この作品はまた全然違う。
ある日Twitterに血を流した女性の写真が投稿される。
あっという間にリツイートが増え、投稿がバズるとネット民の中で犯人探しが始まる。
10年ほど前に作られたアカウントだった。
過去の写真の投稿、庭の写真、ゴルフバックの写真等々から、ツイートした人物が特定された。
山縣泰介が一連のツイート主らしい。
情報はあっという間に拡散される。
一方、当の本人、山縣泰介は全く身に覚えのない中で、ネットの中で自分が殺人事件を犯した犯人にされていることに気付かされる。
警察に保護してもらうべきか?
いや、今警察に保護を申し出たら、連日眠る時間を与えられないほどの厳しい尋問が待っているに違いない。
泰介は逃げるという選択をする。
そこからの逃亡劇。
誰が何のために泰介を貶めようとしているのか!?
いや、一気読み!
一緒になって逃げているような気持ちになるほどの臨場感。
猛烈に引き込まれ、途中で読書を休憩することが出来なくなるほど。
この本には、逃走劇の面白さはもちろんだが、上司と部下、父と子、夫と妻等々、考えさせられる部分もたくさんある。
私も会社では結構なお局様で、ひょっとしたら煙たがる人もいるのかなぁ?と少し反省しながら読んでしまった(笑)
常に謙虚な気持ちで居なくては。こんな風に考えさせられる場面も多い。
最後ちょっと混乱してしまったのだが、犯人が殺人を犯した動機って書いてありましたっけ?
私読み飛ばしてしまったのか!?
奥さんが山縣に話があると言っていたが何だったのか?書いてあった??
いやこれは、もう一度読まないといけないやつか??
いやいやしかし、とても楽しい時間だった。こんな素敵な本に出逢わせてくれたフォロワーさん皆さんに感謝!!
- 感想投稿日 : 2022年9月12日
- 読了日 : 2022年9月12日
- 本棚登録日 : 2022年9月12日
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