面白い。濃厚、重厚。まさか最後、そこで終わるとは…!
主人公の深井中尉の独白が多かった前作に比べて、今作は数多くの魅力的なキャラの内面によりスポットが当てられていた。
前作のモブがモブじゃなくなり、物語により深みと広がりを持たせた。
個体としての生存本能と集団・組織の存続のための戦略の対比とか、戦略と戦術の違いとか、内容は哲学的でより難しいものになった。ストーリー展開も後半はドラマ的に進む。
最終作のアンブロークン・アローを読むのが待ち遠しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年7月23日
- 読了日 : 2020年7月23日
- 本棚登録日 : 2020年7月21日
みんなの感想をみる