侠飯5 嵐のペンション篇 (文春文庫 ふ 35-6)

著者 :
  • 文藝春秋 (2018年7月10日発売)
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本棚登録 : 310
感想 : 47
4

「侠飯」シリーズ、ほんと好きだー。
まず料理が美味しそうだし、自分でも作れそうな気がしてくる。ていうか実際に何品か作ったりもした。
そして話の内容も面白い。今回は舞台は奥多摩のペンション。近くで時効間近の未解決銀行強盗事件があったという曰く付きの場所で、登場人物はクセのありそうなオーナーと宿泊客たち。ちょっとサスペンスの趣もあった。文体が読みやすいこともあり、サクサク読めた。
基本的にみんな素直な良い人だし、柳刃さんの含蓄ある言葉にはハッとさせられる。
読んでスッキリ、ハッピーな気持ちになれるシリーズです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年11月7日
読了日 : 2020年11月7日
本棚登録日 : 2020年9月14日

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