お茶ほど楽しいことはない: とっておきのお菓子も焼いて

著者 :
  • 文化出版局 (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 2
3

大原さんの
「一つのボウルで出来るお菓子」
には大変お世話になった。

だからこの本のレシピを見ると、ああ、らしいな
と感じる英国菓子が多く紹介されていて懐かしい。

クロスや茶器の使い方も、既刊で紹介された
感じでも、ご高齢になられても、ご自分の
スタイルをくっきりとお持ちだったのが解って
好ましいのだ。

冒頭の、お茶の間の描写、お読み頂きたい。
細かくは、ここに書かないが…。

小さな時に、心楽しい「お茶の時間」を
持っていると、一生それは財産になるなあと
幸福な気持ちになった。

お茶の道具はどれも、良いものを買っても
手の届くお値段が多く種類も豊富。

大原さんほど数は持てないけど、この方の
おかげで、自分が何も知らずに愛用してた
のが、BurleighのBLUE CALICOなのだとか
窯元にも興味を持てたし…。

お菓子も、捻った難しい作り方じゃなくても
お家で美味しいものを、不器用でも作れると
教わったし…。

私の中の女らしい部分や、ミニマムな
暮らし方を育ててくださった方だなと
本を通して感謝している。

しかし、それにしても。

おうちでロールケーキって作れる
ものだったのね。

挑戦、してみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月26日
読了日 : 2017年8月25日
本棚登録日 : 2017年7月26日

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