ユーミンの罪 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2013年11月15日発売)
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本棚登録 : 834
感想 : 100
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一番の収穫は…ってこともないか、一番驚いたのは、

酒井さんが中高とユーミンの後輩にあたるということ。



酒井さんの通っていたのは女子中高で、

それこそ“遠吠え”する人が多いという話がよくエッセーで出てくるのだけれど、

早婚のユーミンがその女子中高出身!



酒井さんとほぼ同世代の私ももちろんユーミンに親しんで生きてきたのだけれど、

酒井さんほど全部を聴いていたわけじゃないんだな~ってわかった。

そして私はどちらかというとオフコース方面へ走ったんだったよなあと懐かしく思い返したりして。



この酒井さんの本ではユーミンの歌詞と時代背景などを重ね合わせて、詩の意味、歌の存在意義を紐解いていく感じが面白かったけど、もっと私がユーミンの曲を知っていたら、

もっともっと楽しかったに違いない。どんなジットリした内容もユーミンはさらっと仕上げる除湿機能を持っている…というような解説にナルホドと思う。



ということで、同じ感じでオフコース版も酒井さん出してくれないかなあ。

絶対(世代的に)聴いていたと思うのよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014
感想投稿日 : 2014年8月6日
読了日 : 2014年8月6日
本棚登録日 : 2014年8月6日

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