1973年から1975年まで連載された、つのだじろうさんの漫画『恐怖新聞』を大石圭さんの手で現代風にアレンジした小説。
世田谷区内のマンションの11階に暮らす19歳の女子大生、早川桜子が主人公。
「コツ、コツ、コツ、コツ」と深夜ベランダから聞こえるハイヒールの音、そして投げ込まれる新聞。
その新聞には、近日中に起きる不幸を予言する内容の記事が掲載されている。
桜子のキャラが良く、いかにもホラーの王道の様なスタイルで緊張感がある。
ただ大詰めの第七章で唱えられるひらがなの念仏は、ツボにハマってしまい笑いながら読了。
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- 感想投稿日 : 2023年2月14日
- 読了日 : 2019年9月7日
- 本棚登録日 : 2023年2月14日
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