序盤のアプローチと結末に違和感があって、一貫性が感じられない。
戦争だとか、龍だとか、舞台は大きく膨らんでいますが、最後は自分を見つめ直すだけに生きる主人公を追いかけるのみの物語。
はたして映画『グラン・ブルー』のように淡く切ない物語に、ドキュメンタリーのような冒頭が必要だったのでしょうか。
堅苦しい表現も、最後まで全体の雰囲気に合ってないように感じました。
悪くはないけれど、なんとなく噛み合わない感覚が残る作品。
飛行機が好き、ドラゴンが好きなら読んでみて良いのではないでしょうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル(´・ω・)
- 感想投稿日 : 2011年9月19日
- 読了日 : 2011年9月19日
- 本棚登録日 : 2011年9月19日
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