銀河鉄道の夜

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本棚登録 : 93
レビュー : 11
著者 :
rinaさん 近現代文学   読み終わった 

流れるような文体に美しい描写。淀みなく流れる文章は、まさに銀河。天の川そのもの。
易しい言葉のようで、実は優しい言葉でもある。その文章が好きだった。

自分が犠牲になっても、周りが幸せであれーーー

恥ずかしながら内容をほとんど知らなかったため、氷山の話にさしかかったときに冷やっとした。こんな悲しい旋律が、銀河に隠されていたなんて。

主題ははっきりとは掴めなかった。

でも、死を見つめながら生きることをジョバンニをとおして描いているのではないだろうか。

お父さんが今夜はありがとう、とジョバンニに言ったこと。僻み気味で自分中心だったジョバンニの心に何か変化を与えたに違いない。

あと印象的だったのが、ジョバンニだけ、特別な切符だったこと…。その時点で、もう決まっていたのだよね…。

切なく、けれども美しい物語。

レビュー投稿日
2013年5月11日
読了日
2013年5月10日
本棚登録日
2013年5月10日
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