ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫 し 9-7)

著者 :
  • KADOKAWA (2003年10月25日発売)
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本棚登録 : 324
感想 : 24
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未成年の方、レオナファンの方、何より猟奇殺人といいますか、そういう描写が苦手な方は読まない方がよいかと思いまーす。
かなりグロイですから☆(そうでもないかな)

私は結構平気なんですよね・・・・。

確かにレオアファンはちょっと引くかもしれない。
「暗闇坂〜」の最後の方の性癖なんぞでご理解できる人はそうでもないかもしれないけど、何だかなぁ。まぁ男がダメっていうんならしょうがないよねぇ。
ホントなら御手洗さんが好きでしょうがないんだろうけど、
それは一生叶わない願いだから。

最後は何とも微妙なところだけど、あぁ、何かわかるよね、ってそんな感じ。
妬みとか、憧れとか、強い思いは別の方向に時としていってしまう場合があるのだなぁと。

御手洗さんの事件の年表を見てみたのですが、この事件の後に「レオナからの手紙」が続くのですね、ずっと前に読んだのであんまり覚えてないな。
その後「さらば遠い日の輝き」と続いて、御手洗さんの心情を知る訳で。
レオナは好きな女性だから、これを読むとちょっと切なくなりました。

この本はこれで、終わったのだけど最後に2年後に続く事件の前置きともなってます。
「エンゼル フライト」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 島田荘司
感想投稿日 : 2010年2月3日
読了日 : 2008年5月17日
本棚登録日 : 2008年5月17日

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