吉岡清十郎との戦いや佐々木小次郎との邂逅など面白い章もあるので一気に読めるが、お杉の武蔵&お通に対する怨念やお通の引っ込み思案にいい加減ウンザリしてくる。
様々な人々があまりにも偶然(以上に)袖振り合うのは面白いが、同じ町に住んでてすら滅多に会わないのに、諸国遍歴をしている者同士がこうしょっちゅう会うのも、物語の腰を折る。
もっと武蔵中心になればいいのだが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代劇
- 感想投稿日 : 2020年10月8日
- 読了日 : 2020年10月7日
- 本棚登録日 : 2020年10月8日
みんなの感想をみる