歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 早川書房 (2009年8月25日発売)
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世の中の多くの人は何かにつけ「計画」や「規則性」や「法則性」を求める。
しかし最新の複雑系科学によれば、実は予期できないことも多い。
地震や経済もそうだ。
そして科学の進歩や人類の歴史も同様に、べき乗則にしたがって予期できないとしている。
実感としては、そういうこともあるかもしれないと思う。
(しかしそれだけではない気もする)
いずれにしても、何でも説明できる。予想できる。計画できる。
と思ってしまう人類の癖は治したほうがよいと僕は思う。
なかなか面白い本だった。
そもそもどうしてこの本に興味を持ったかというと、
将棋の羽生さんが自著の中で紹介していたからだ。
羽生さん、やっぱりただ者じゃないな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2011年4月20日
- 読了日 : 2011年4月20日
- 本棚登録日 : 2011年4月20日
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