今回の住野さん新作は、大学生、青春小説。自分の価値観から抜け出せず相手を受け入れられず、そして傷つけてしまう。名簿売りとかSNSでの拡散とか行き過ぎな分も感じたけれど、痛々しさがみずみずしく書かれていた。最後の方の二人の会話は、よく書けていた、心を震わせ読んだ。こういったことは誰にもある。そうやって人ができてゆくのだな。青春過ぎた方が読むといいのでは。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月14日
- 読了日 : 2018年3月14日
- 本棚登録日 : 2018年3月14日
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