夏と冬の奏鳴曲の続編というか後日談というか如月烏有というか、如月烏有の虚無。もう何もかも虚無。彼は、如月烏有として、幸せになんてなれないんじゃないだろうか。そして、夏と冬以上に、理解しようとするな感じろ、という気持ちになる。なんか、なんか、もう、本当に……。
和音プロジェクトが闇深すぎて、ぞっとする。烏有ととうりの他に、何人のヌルと和音がストックされていたんだろうか……。
とうりが出てくるたびに、救われなかったもう一人のとうりを思って切なくなってしまうよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年11月7日
- 読了日 : 2021年10月23日
- 本棚登録日 : 2021年10月23日
みんなの感想をみる