家宝のぬか床の世話をしなければいけない主人公のゆったり日常かと思いきや、ぬか床にいれた覚えのない卵が出現、それがひび割れたと思ったら、見知らぬ人が現れる。ファンタジーかと思っていると自分のルーツ辿り、そして壮大な命の物語となり、最終的に、ほう、とため息が漏れてしまう。
梨木さんのこの独特の世界観が心地よくてたまらない。読みながら、あぁ好きだなぁ、しみじみしてしまう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月19日
- 読了日 : 2021年8月19日
- 本棚登録日 : 2021年8月19日
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