やっぱりこれが一番おもしろい!ほんとになめてるとしか思えませんよ。
途中で出てくる点字の暗号とかは江戸川乱歩からの引用だと後で気づきました。他の暗号もなんかからの引用かもしれない。かなりミステリーに精通してないと書けないでしょう。バカミスです。それでいて熱い家族小説でもあります。
舞城は、この頃はたしかにキャラクター小説/エンタメ小説を書いてました。しかし文学の方面から認められると徐々に「私」が前にせり出してきて、しかもポストモダン文学ふうになりました。それでつまらなくなっちゃったと思う。
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- 感想投稿日 : 2012年10月13日
- 読了日 : 2012年7月16日
- 本棚登録日 : 2012年7月16日
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