全1巻。
北条早雲とならぶ関東下克上の雄、
長尾景春のはなし。
戦国初期、北条早雲と同世代で、
何度負けてもあきらめずに抗い続けた人らしいが、
いかんせんこの時代の関東は複雑すぎ。
正直あまり頭に入ってこなかった。
そこそこメジャーな太田道灌を兄と慕いながら、
後に争う事になる流れは良いのだが、
中盤早々に太田道灌は退場してしまう。
その後は舞台の複雑さもあって
急に事務的になっちゃう印象。
後半は、前半とは違う物語な感じ。
生涯全てでなくてvs太田道灌に絞ればよかったのに。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2014年9月16日
- 読了日 : 2014年9月16日
- 本棚登録日 : 2014年9月16日
みんなの感想をみる