叛鬼 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2014年8月12日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 12
3

全1巻。
北条早雲とならぶ関東下克上の雄、
長尾景春のはなし。

戦国初期、北条早雲と同世代で、
何度負けてもあきらめずに抗い続けた人らしいが、
いかんせんこの時代の関東は複雑すぎ。
正直あまり頭に入ってこなかった。

そこそこメジャーな太田道灌を兄と慕いながら、
後に争う事になる流れは良いのだが、
中盤早々に太田道灌は退場してしまう。
その後は舞台の複雑さもあって
急に事務的になっちゃう印象。
後半は、前半とは違う物語な感じ。

生涯全てでなくてvs太田道灌に絞ればよかったのに。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2014年9月16日
読了日 : 2014年9月16日
本棚登録日 : 2014年9月16日

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