太宰治全集 (9) (ちくま文庫 た 12-9)

著者 :
  • 筑摩書房 (1989年5月1日発売)
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感想 : 19
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母、父、女神、フォスフォレッスセンス、朝、斜陽、おさん、犯人、饗応夫人、酒の追憶、美男子と煙草、眉山、女類、渡り鳥、桜桃、家庭の幸福、人間失格、グッド・バイ収録。
斜陽、犯人、饗応夫人、眉山、桜桃、家庭の幸福、人間失格が好き。
人間失格は中学校の頃読んだと思ったが、全く内容を覚えていなかった。
この記憶力の無さ!
しかし、最後に出てきた「ただ、一さいは過ぎて行きます。」の一文は妙に心に残っていたらしく、これまで頭をよぎることしばしば。
そうか、人間失格の一文やったか、とメカラウロコでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説
感想投稿日 : 2009年6月18日
読了日 : 2009年6月18日
本棚登録日 : 2009年6月18日

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