ニッポンの裁判 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2015年1月16日発売)
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最高裁長官はやめればただの人であり、矢口でさえ退官後はおおきな影響力を持ち得なかったと言われる。
千葉勝美が衆議院法務委員会で、名誉既存訴訟の賠償額高額化に言及した次の日に検討会が裁判所で開かれて高度化へ向かっていった。
地方議会による首長に対する債権放棄議決有効判決は千葉勝美であり、反対した須藤正彦に対して意見の中で激しく論難している。
光華寮訴訟においても、最高裁にこの件が係属してから外務省がしょっちゅう民事局長室に出入りして様々な申し入れをしていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 法律
感想投稿日 : 2017年7月5日
読了日 : 2017年7月5日
本棚登録日 : 2017年7月5日

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