あられもない祈り

著者 :
  • 河出書房新社 (2010年5月13日発売)
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全体的に抽象的な表現が多くて、読者が行間やニュアンスなど読み取る必要あり。主人公は両親からの愛情に恵まれず育ったので、常に心の隙間を埋めようと足掻いてる感じ。本気の恋をするけど結局不倫。なんだかちょこちょことすれ違ってしまって結局結ばれない。どこにもハッピーが無いし最後どうなるのかよく分からないままだし(多分結ばれずに終わる)もんやり。彼は彼女と別れたのに、もう私は結ばれないの?なんでなのかなー。多分真っ当に幸せに生きてきた人にはイマイチ主人公の感情の動きや行動がなんとなくしか理解はできないよなーと思う。母親は毒親。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月20日
読了日 : 2022年2月20日
本棚登録日 : 2022年2月20日

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