バーナード・べケット『創世の島』があまりに良かったので、AI絡みに助走を得て本書を読もうとしたが、、やはりダメだった。
なぜ不快感がわくのか自分でもよくわからないのだが、気になるのに、著者の言葉遣いが苦手で素直に文章が頭に入ってこない。
動画だと話を聞いてもそんなに違和感はないのに、結局著書は一冊も読み切れていない。
カタカナを多用する人は、意識高い系だけではなく、根っからの研究者(日常的に英書を読むので頭の中が日本語と英語でごちゃまぜになっている)もいるのはわかっているのだが。
百歩譲って、彼の「言葉遣い」が苦手なのはそういう次元の話だけではないのだと思う。…魔法?
突飛な論理展開?言葉選択の感性や無邪気さ?(例えば、目次の章立て。見るだけで酔いそう…)
またしばらく積読行きだが、きっとこの気持ち悪さが私に欠けている類の感性だからこそだと思うのでいつかはちゃんと読みたい。
(蛇足。賛否両論ありそうですが、この人の父親があの人だからこそ、不思議な感慨をもって、読むことを放棄しないのかもしれないと思ったりもする。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2020年8月3日
- 本棚登録日 : 2020年8月3日
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