木暮荘物語

著者 :
  • 祥伝社 (2010年10月29日発売)
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本棚登録 : 4231
感想 : 688
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舟を編むを蔵書しているが積読状態で、三浦しをんさん、初読み。
木暮荘に暮らす住民とそれを取り巻く人達の話。じゅうみんが皆、それぞれに濃いけれど、素敵。
人には3大欲、食欲、性欲、睡眠欲。
私はお腹が空いたり、眠いときは無口になる。性欲がみたされないからといって、無口にはならない。
そして、お腹すいたら、おなかすいたーと、高らかに叫び、眠いときは、眠いと叫ぶ。
性欲だって同列なら対応は同じでいいけど、やはりそうじゃなく、性欲は一人では満たされないからちがうのか?
木暮荘の住民がひとつの家を作り、助け合って暮らす姿がいい。住んでみたいなと思う。
ひとりひとりの住民の悩みをみんなでそれなりに解決しながら、尻切れトンボにならずにすすめるのがいい。元気をもらった。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三浦しおん
感想投稿日 : 2023年9月24日
読了日 : 2023年9月24日
本棚登録日 : 2023年9月16日

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