時代小説初めて読んだけど楽しんで読めた。
大阪人だからかな?お話がすごく好き。
アルバイトしてたら張り紙の文字を読んでも店員に質問してくるお客さんいっぱいいる。今まで不満に思ってた。「書いてるやろ」って。
でもなんかこの本を読んで変わった。
やっぱり人間同士のやりとりに勝るものは無い。ロボットがどれだけ言っても、紙にどれだけ書いても、信頼関係ってのは人と人とが作るものなんだな。
商売するということ、お金のやり取りをするということ、全て人との繋がりが根底にある。
松吉が帰郷するところ、嬢さんに想いを伝えるところ。泣いた。
大阪の人でよかったと思える作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年3月10日
- 読了日 : 2022年3月8日
- 本棚登録日 : 2022年3月8日
みんなの感想をみる