サド侯爵夫人・わが友ヒットラー (新潮文庫)

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戯曲二篇。「わが友ヒットラー」は、突撃隊幕僚長でヒットラーの友人を自認するエルンスト• レームと、ゴレゴール•シュトラッサーから見た、「長いナイフの夜」と呼ばれる1934年の大粛清劇の前後を描いたもの。政権基盤を固めるためなら苦楽を共にした友人をも切り捨てる、という独裁者あるあるの周りの当事者の視点、というのが面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月10日
読了日 : 2022年9月10日
本棚登録日 : 2022年9月3日

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