名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2014年7月17日発売)
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感想 : 80
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ドストエフスキーやトルストイの作品に登場するロシア皇帝がどんな人たちだったのかを窺い知ることが出来て大変面白かった。

本の表紙にもなっている『皇女タラカーノヴァ』の絵は、将来チャンスがあれば、トレチャコフ美術館で鑑賞してみたいものだ。

歴代皇帝の中では、エカテリーナ二世のガッツがなんと言っても素晴らしい。ロシアの血は一滴も流れていなくても、ロシアの国益に尽くす女帝として敬愛されるに至るのは素晴らしい。(愛人はわんさかいたようだが。。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年2月23日
読了日 : 2023年2月23日
本棚登録日 : 2023年2月11日

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