芙蓉千里は少女小説を書いていた須賀さんの地続きにあるんだなぁって思う。読む度にそう思う。
流血女神伝は最後まで読めてないんだけど、展開的には似てるのかしら。
少女が女になったところで物語その役目を終えているという感じがする。
建明の最後はしっくりきたなぁ。
穏やかな人生は送れないんだろうなぁと思っていたので。
あぁ、そうなるよねぇ、と悲しかったけど。
あと炎林みたいなサブリーダー的な人ほんと恰好いいと思うよ。
ほんど好みドストライクだよ。
エピローグでも彼女たちが逞しく生きていて頼もしかった。
まだまだ激動の時代の最中、というか、
もっと激しい流れの中に時代ごと突っ込んでいくんだけど、
そんな中でも図太く逞しく強かに生きていくだろうなぁ。
生きていって欲しいなぁ、と思わせる終わり方でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年3月23日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月28日
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