途中の一歩(下)

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年8月31日発売)
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本棚登録 : 490
感想 : 104
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雫井さんてミステリーと切なめの恋愛小説と、ってイメージを勝手に抱いてて、でもなんとなく今回初めて読んでみた。

これは気ぃ張らずに読めて楽しかった。
ドラマになりそうな話だなぁと思う。
映像になりやすいんじゃないかなぁ。

大人って子どもなんだよね。
ここに出てくる人たちは私よりも年上だけど、そんな変わらない。
大人になったらもっとちゃんとしてるって考えてたけど、
ちゃんとしてるって思ってた年齢にいざなってみても全然だから、
きっとこの人たちの年になっても同じようなもんなのかな。
ガキなとこも情けないとこもそのままで、
でもまったく同じままにはいられない。
だから途中の一歩、なんだなーと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年3月19日
読了日 : 2012年10月24日
本棚登録日 : 2012年10月24日

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