自分も同じ時期にゴスロリしていたので、雨宮さんのことは昔から存在は知っていた。彼女はゴスロリが「武装」と言ってたけど、自分にとってはあの格好が「何者か」になれるような感覚、というか自分が「他とは違う存在感」を見せつけるだけの道具だったのかな、と自己分析。個人的にこの本で共感した部分は『「何者か」なりたい欲求』について。20代の頃のその欲求は自分もやってたなあと思うし、今思うと黒歴史…。結局今は昔と思ってたのとは違う形でなんとなく「何者か」になったような気もするけど、実力はあまり伴えてない。
他の皆さんが感想で書いているように、男の人(特に昭和のおっさん)にこそ本書を読んでほしい。性別を入れ替えて考える、本当にそう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2020年7月1日
- 読了日 : 2020年6月30日
- 本棚登録日 : 2020年6月30日
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