「トルストイの民話」を読んだのは大学生のとき。
「人はなんで生きるか」は素晴らしいよと聞いて読んだけど、正直そこまでいいのかわからなかった。
なんか、説教くさい感じがしたというか、小言を言われている気分になったっていうか。。。
結局オチは神様かよ!とかいうツッコミをしてたのも覚えています。
世界的な文豪に対してエラそうな態度ですね(笑)
その「トルストイの民話」から代表作を集めたこの本を、なんでもう一度読む気になったのかはわからないのですが、なんだか読んでみたんですよ。
そしたら、やっぱり名作は名作なんだなって思いました。
自分が成長したってことかな?
生意気さが減ったかな??(笑)
昔は感じた“説教臭さ”だけど、ただの説教臭さではないなと思いました。
読むとこまで読めていなかったのだなと。
それをうまく言葉にできないのは私の未熟なところですが。
きっと、読む年齢によって読み方が変わったり、面白くなったり、一回で終わらない魅力があるのも名作たるゆえんなのでしょうね。
「本は、読まなくても本棚に置いてあるだけでいい。読めるときになったら手が伸びる。」とは私が大好きな絵本屋さんの言葉。
もう一回読んでも読み方が変わる自分になったからまた手に取る気になったのかな?なんて思います。
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カテゴリ:
児童書 外国
- 感想投稿日 : 2014年4月26日
- 本棚登録日 : 2012年5月19日
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