いわずもがな、かの太閤秀吉を題材とした司馬作品。
ただの農民、いやそれ以下から立身していく姿を描く。
「人垂らし」と言わしめた、彼の人の心を読むチカラ。また、自分を主人公としたイメージ・展開力や時間の流れを作る脚本・構成力は素晴らしいの一言。
ただの直感でなく、判断に至るまでの情報収集力やマクロな視点での分析。小説とは言え普段の我々の生活で活かすべき点が多い。
先に読んだ黒田官兵衛(播磨灘物語)は今作品ではどう描かれるのか楽しみに下巻へと進む。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2012年2月13日
- 読了日 : 2012年2月13日
- 本棚登録日 : 2012年2月13日
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