「指蒐集家」という連続猟奇事件犯に、「ボーンコレクター」などのライム•シリーズのような緻密さと重厚さを期待したのだが、正直、期待はずれ。あまりにも犯人が簡単にわかりすぎだし、主人公のもてキャラぶりや男女の愛憎も薄っぺらく、刑事同士の嫉妬や足の引っ張りあいも中途半端。山本周五郎賞受賞作としても寂しい内容だった。
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- 感想投稿日 : 2010年8月1日
- 読了日 : 2010年8月1日
- 本棚登録日 : 2010年8月1日
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