フィボナッチ数列、相加相乗平均、ゼータ関数、テイラー展開とバーゼル問題、数学の世界の入り口かもしれないけど、ページをめくるごとにあっけにとられながら、素敵な世界にはまり込ませてくれる。学生時代に授業で受けた数学って、こんな世界だったのか?、と。そして、不思議な世界でもあると。
本書では意味がありそうな、なさそうな数式が並んでいる。それを解いていくにつれて、数学の世界に引き込まれてゆく。そして、結論にたどり着いたとき、何とも言えない感動を一緒に味わう。
こうして、数学に嵌っていく人が誕生していくんだろうな、と。
そして、気が付く。回答を追うことはできるけど、これを自分で解決することは無理だぁ。
凄い世界だ。
なんども、読み返したくなる一冊です。
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- 感想投稿日 : 2022年6月12日
- 読了日 : 2022年6月8日
- 本棚登録日 : 2022年6月1日
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