2023
中脇初枝さんによる戦争の時代の記録
特に、満州でのこと、そして現在
「ひとりてわ抱えていて、だれにも言わなければ、なかったことになる。
だから、わたしに言ってくれたのだ。」301
新京でも思い出 新京は長春のこと
敷島高等女学校での軍事作業
そこでの作業は軍事機密
戦争に関わるから
気球による爆弾攻撃
ひろみは満州の人には発音できず「しろみ」ちゃんと呼ばれていた
妹、陽子
弟、健三
満州人をニイヤと呼ばなかった母
李太太りーたいたいのつくる饅頭マントウの思い出
戦争に負けて、満州から日本に帰ることになるが、帰ることができず
この辺りはもっと悲惨な話を読んだりしていたので、ちょっとホッとする
青酸カリを持たされた話
満州移民は武器を持っていく、
おばあちゃんになったひろみちゃん
孫のあかりちゃんは
おばあちゃんの言葉だけ違うことに気づくような聡明な子だった
とても丁寧に調べて書かれている
こうして戦争を知らない世代は調べて、創造していかなければ、伝わらない
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月14日
- 読了日 : 2023年10月14日
- 本棚登録日 : 2023年10月14日
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