殺人事件と、幼少期からの「宿敵」である勇作と晃彦の関係性の真実、この2つの謎解きが同時進行で進んでいく。
序盤から登場人物が多くて、相関関係を書き出そうか迷いながら読み進めましたが、ある程度流れが分かると問題なしでした。
宿命とは生まれながらに定められた変えることのできない人間の運命。この物語のタイトルは「宿命」という言葉以外では表せないことが読み終わった今はよく分かる。
殺人事件の真相解明よりも、悲しい宿命を背負う登場人物たちの真実が分かることの方が衝撃的だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月2日
- 読了日 : 2022年12月31日
- 本棚登録日 : 2022年12月31日
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