レトリックに溢れていて読んでいて楽しかった。特に奥さんに対しての文章は秀逸である。
"賞味期限が「おいしく食べられる期限」という意味なら、我が家の家庭料理は、どれもこれも作った瞬間から賞味期限切れだ。"
"わたしは最初、女は天使、女神、観音様と同類かと思っていた。悪くても犬やネコの仲間だろうと思っていた。その後、幾多の苦い経験を重ね、ライオンかハイエナの仲間ではないかと疑う段界を経て、ゴジラの仲間だと気づいたとき、ついに真理を見出したと思った。暴れるゴジラ相手に打つ手はない。"
とても面白い会社の先輩と話している気分にさせてくれた。ユーモアは基本的に毒舌と相性が良いのである、ということを再確認させてくれた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2024年2月6日
- 読了日 : 2023年12月18日
- 本棚登録日 : 2023年12月5日
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