館シリーズ、第2作。
「十角館」の建築家中村青司が手掛けた「水車館」。人里離れた山中に孤高にそびえる。そこで、2年連続でおきる殺人事件。
過去と現在を交差させながら、事件が進む。
水車で発電している大きな建築物。周木さんの堂シリーズにも負けてない。
画家の子息の邸宅で、その作品を収集している。とすると、風森さんの渦巻く回廊の鎮魂歌。きっと、皆さんに影響を与え続けているシリーズなのだと思います。
そして、ちょっとノスタルジックな雰囲気が良い。
探偵役に前作から続けて、島田潔を迎える。ということなら、やはり、順番通りに読まないとですね。
事件そのものだけでなく、犯人の直接の動機となった事故や幻想作家の遺作の存在も、さすがでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年11月3日
- 読了日 : 2023年11月3日
- 本棚登録日 : 2023年11月3日
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コメント 2件
土瓶さんのコメント
2023/11/03
おびのりさんのコメント
2023/11/03