春琴抄 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1951年2月2日発売)
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感想 : 905
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愛を貫くひとつの形。
佐助の献身はひたすらの愛なのだろう。対比され描かれる春琴の傲慢さから、より引き立つ。

ストーリー展開の「抄」という形式の絶妙さ。句読点他極端に少ない文章で読者の思考さえ作者の手の内にあるようだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮文庫
感想投稿日 : 2021年9月2日
読了日 : 2021年9月2日
本棚登録日 : 2021年9月2日

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