何を今更、ガリレオ湯山教授。作品の活躍が華々しいので、どうせ面白いんでしょ、と避けていたような気がしてます。
不遇な天才数学者が、秘かに想いを寄せるアパートの隣人の女性。彼女の犯した罪を遮蔽するため、彼の人生を懸けて構築したトリック。そしてもう一つの犯罪。
天才物理学者湯山は、かつての同僚のこの男の悲しき嘘を見破りながら、彼の本心を看破っていく。
トリックや人物像も読ませますが、数学者が全てを尽くさんとした、そのきっかけの場面は、渾身の献身を納得できる物にしています。
評判通りの、直木賞。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
直木賞
- 感想投稿日 : 2023年1月11日
- 読了日 : 2023年1月11日
- 本棚登録日 : 2023年1月11日
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コメント 9件
土瓶さんのコメント
2023/01/11
おびのりさんのコメント
2023/01/11
Manideさんのコメント
2023/01/11
おびのりさんのコメント
2023/01/11
土瓶さんのコメント
2023/01/11
おびのりさんのコメント
2023/01/11
土瓶さんのコメント
2023/01/11
みんみんさんのコメント
2023/01/12
おびのりさんのコメント
2023/01/12