羊と鋼の森というタイトルが、とても素敵だなあと思います。
寒冷の村に生まれ、森に育てられた純粋青年。
高校生の時、偶然見学することになったピアノの調律。それが、彼の進む道となる。
調律師となり、その森に迷い込むけれど、根気よく歩き続け、きっと森を抜け出す。
ピアノの音、調律の表現、ピアニストの卵達の心情、ところどころに使われる詩的な比喩。どれも選び抜いたような言葉でした。
ピアノとピアニストと観客との間に居て、最高の状態で繋ごうとする静かに熱い人達でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年12月24日
- 読了日 : 2023年12月24日
- 本棚登録日 : 2023年12月24日
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コメント 2件
hibuさんのコメント
2023/12/25
おびのりさんのコメント
2023/12/25