一穂ミチさんデビュー作。
ストーリーも文章も初々しくて、こちらが林檎になってしまいそう。ぽっ。
一作目のタイトルは、
君かへす 朝の舗石さくさくと
雪よ林檎の香のごとくふれ
北原白秋 の短歌からです。さくさくは、足音と林檎の食感の重複ですね。
不倫相手を見送る雪の朝の心情です。
タイトルだけでなく、ストーリーにも重複するものがあります。
2作目は、雪よ〜のその後になります。
「手のひらに きみの気配が満ちてきて
明るい夜の底をゆくときも」
伊津野重美 さんの短歌からのイメージとのこと。
手のひらにお互いの暖かさが感じあえるような仕上がりです。
15年以上前の作品です。これからも楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
JUNE(仮)
- 感想投稿日 : 2023年7月20日
- 読了日 : 2023年7月20日
- 本棚登録日 : 2023年7月20日
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コメント 12件
みんみんさんのコメント
2023/07/20
おびのりさんのコメント
2023/07/20
みんみんさんのコメント
2023/07/20
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2023/07/20
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2023/07/21
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2023/07/21
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2023/07/22
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2023/07/22