ずっと重苦しい。
光は見えない。
家の中、密室。
人間誰もが、もっている「孤独感」「弱さ」に、そっと寄り添う、手をさしのべる女。
少しずつ、確実に心を身体を蝕んでゆく。
優しく、強く、縛りあげる。
人の心を簡単に壊せる方法を知っている女にかかれば、皆、彼女にすがりつく。従順になる。
人間が壊れてゆく描写がとてもリアルで、読んでいてとてもハラハラした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月24日
- 読了日 : 2021年12月24日
- 本棚登録日 : 2021年12月24日
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