記憶と記録が交錯した、ノスタルジックな七つの物語。
夜空の向こうの星のように、遠くに瞬いていて、そのひとつひとつがどこかしらで繋がっているような、吉田さん独特の不思議な世界が広がっています。
「グッドバイ」という言葉が郷愁を帯びて、心地よい眠りに誘われます。
小川洋子さんの解説が見事に寄り添って、余韻を残してくれています。
何度でも読み返してみたい物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
吉田篤弘
- 感想投稿日 : 2015年3月29日
- 読了日 : 2015年3月29日
- 本棚登録日 : 2015年3月29日
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