針がとぶ - Goodbye Porkpie Hat (中公文庫 よ 39-4)

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年11月22日発売)
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感想 : 94
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記憶と記録が交錯した、ノスタルジックな七つの物語。
夜空の向こうの星のように、遠くに瞬いていて、そのひとつひとつがどこかしらで繋がっているような、吉田さん独特の不思議な世界が広がっています。
「グッドバイ」という言葉が郷愁を帯びて、心地よい眠りに誘われます。

小川洋子さんの解説が見事に寄り添って、余韻を残してくれています。
何度でも読み返してみたい物語。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 吉田篤弘
感想投稿日 : 2015年3月29日
読了日 : 2015年3月29日
本棚登録日 : 2015年3月29日

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