筆者が留学やフィールドワークで見聞きした等身大のムスリムを書いていて、とても興味深い。西欧社会(人間性強説)や日本社会(人間性善説)とイスラム社会(人間性弱説)の基本的な考え方の違いを比較説明している部分も分かり易いし、クルアーンのどういう言葉がムスリムの日常生活にどのように表れているか、といった解説もとても面白かった。
ムスリムの基本的な考え方や生活(最大公約数的なものではあるが)を理解するのに非常に良い本だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
16 宗教
- 感想投稿日 : 2017年2月10日
- 読了日 : 2017年2月9日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
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