最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2019年3月28日発売)
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率直な感想としては、世の中にはこんな面白いことをしてる人がいるんだ。一つのものを追求してる人は価値観や視野が違って面白いと思った。
自分の知らない世界がそこには沢山あって、とても憧れた。

芸術をやってる人に対して昔から憧れはずっとあったけど多分私には向いてない。
人からやってみないと分かんない!とか言われるけどこれ読んでいやいや私こんな追求心ないし発想力もない、と将来の夢とかにはできないししないと思う。良くて趣味程度

でも意外とここに出てくる方は
"将来これで生きていこうと思わない"
って言ってる方が多くて、やりたいことを今やってるだけ、それが結果に繋がればいいって感じで驚き。でも逆にそれが成功?の秘訣だったりするのかな〜って。
だからといってみんな手を抜くわけではなくむしろ追求し続けているのが凄い。

なぜこの世界に居続けるのか?という説にたいして、"やりたいっていうより離れられない"とか"他にやりたいことがないから結局戻ってきてしまう" という内容を聞いて作者がふわふわした理由だな〜って思ってたけど、そういうものなのかもしれない。 って言ってる所に凄く共感した。

きっかけなんてそういう事でいいのかもしれない。結局なんとなくこれがやりたい、でいいんだと思えた。考えすぎの私にはこのくらいでいい。

共通して言えるのは、何かに向かって追求心がある人、芯が通っている人はとてもカッコいいし憧れる。私もそんなものに出会えるのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2023年4月23日
読了日 : 2023年4月22日
本棚登録日 : 2023年4月22日

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