愛する伴侶を失った喪失感はいかばかりだろう。
世界が灰になる。求めても届かない。
「東京日和」に触れたのは映画が先だった。
無邪気なヨーコ(中山美穂さん)を見るアラーキー(竹中直人さん)の目が好きで。
愛がそこにある、と思った。
この写真エッセイもまさにそんな感じで、完璧な丸が欠けたような。全てが歪にみえた。
歪だからこそ美しい。それを気付かせてくれたのもアラーキーの写真だった。
哀しくも美しい。そんな感想をもった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2019年2月8日
- 読了日 : 2019年2月8日
- 本棚登録日 : 2019年2月7日
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