陸上、短距離という競技を通じて、主人公である中学生二人が、お互いに、また周りのライバル達と切磋琢磨しながら成長していく物語…と思われる。
というのも、この本は第三部まであるらしく、まだ第一部を読んだにすぎないので、本当のところの評価はつけられない。
タイプは違うが、それぞれが短距離という競技においてとんでもなく秘められた才能がある。だが、まだその才能は開花されていない。
三部まであるということで、展開に無理がなく良いと感じた。ダントツに勝ってしまうのではなく、それなりにもがきながら、上手くいかないことを重ねながら成長している。
部活をやっていた学生時代を懐かしく思う気持ちもあり、子供の成長を見守る親目線で楽しむ気持ちもありで、楽しく読むことができている。
早々に第二部、三部を借りに行こう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2023年6月9日
- 読了日 : 2023年6月9日
- 本棚登録日 : 2023年6月9日
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