2018年2月に興味を覚えていたのだが、今に至るまで未着手のままでいた。ウクライナ侵攻がなければ後回しにし続けていたかもしれない。
本書によってまず得たのは「オリバー・ストーンは犬か」という印象だった。
本文中でプロデューサーが存在することが語られ、オリバー・ストーンの企画ではなさそうな雰囲気を感じ、また同時に章ごとに編集者(あるいはインタビューをもとに文章を起こした担当者)が異なるのではないかという印象も得て、企画の底流は不統一で、関わった人物により思想や本書に託したものが異なるのではないかというふうに読めてきた。気のせいかもしれないが、そんなことを感じてしまった。
加えて、訳者によるフィルターが付与されているようにも見える。
受け止め方を決めかねるという一点が企画の真意であるのではないかとまで思えてしまい、良し悪しを判断できない。深く考えて読んでいたわけではないのだが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月14日
- 読了日 : 2022年5月14日
- 本棚登録日 : 2022年5月14日
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