久しぶりの長編。また長編になるだけの読み応えがあった。
検事についての仕事などが詳細に描かれてあって、勉強になった。逮捕、起訴、裁判などのシステマティックな流れも理解できた。ただ中盤までは話の展開が遅く忍耐強く読み進めなければならない。その後後半は怒涛の展開となり一気に読み進めた。作家の筆力に圧倒される。
この本を読んだ後に、司法に携わろうと言う夢を抱く人はいないのではないか?現実の凄まじさを思い知った小説だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2021年2月22日
- 読了日 : 2021年2月22日
- 本棚登録日 : 2021年2月14日
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