検察側の罪人

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年9月11日発売)
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本棚登録 : 1509
感想 : 248
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久しぶりの長編。また長編になるだけの読み応えがあった。
検事についての仕事などが詳細に描かれてあって、勉強になった。逮捕、起訴、裁判などのシステマティックな流れも理解できた。ただ中盤までは話の展開が遅く忍耐強く読み進めなければならない。その後後半は怒涛の展開となり一気に読み進めた。作家の筆力に圧倒される。
この本を読んだ後に、司法に携わろうと言う夢を抱く人はいないのではないか?現実の凄まじさを思い知った小説だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2021年2月22日
読了日 : 2021年2月22日
本棚登録日 : 2021年2月14日

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