君はどこにでも行ける

著者 :
  • 徳間書店 (2016年3月25日発売)
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感想 : 133
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6年前に書かれたものだけれど、日本の物価安が進むことや日本の立ち位置など、予言のように的中しているのに驚く。ホリエモンの話し方や態度は好きではないが、頭が良く、先を見通す力と行動力、自分の意見をはっきり述べる力がある人だと感心する。「時間=命」という考え方も同感。第5章「国境は君の中にある」が特に良かった。「私たちに行けないところはない。国境は自分の頭の中にある。」という若者に向けての言葉も良かった。ネガティブな思い込みで何にもチャレンジしてない(面白いことがない、世の中つまらないことばかり、格差の広がる日本に明るい未来はない、旅行はお金がかかる、外国暮らしは言葉が通じないから苦労するに違いない、など)自らの動きを制限している強いストッパーこそ、君の中の国境だ、と。国境なくす生き方というのは、君自身のマインドを変えること。パスポートとお金、スマホを準備して飛行機に乗るのは単なる手段でしかない。頭の中の国境を消すことで、君を本当の意味で世界に飛び立たせる。日本のどこに暮らしていても、外国に行かなくても、入ってくる情報の質は格段に上がる。頭の中の国境を消せば、どこにでも行ける。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月24日
読了日 : 2022年9月24日
本棚登録日 : 2022年9月24日

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コメント 2件

村上マシュマロさんのコメント
2022/10/01

こんばんは、ゆきんこさん。
「時間=命」という考え方は、私も同感です。
東京にある聖路加病院 故 日野原先生も「生きているということは、使える時間があること」とTVでおっしゃっていました。

確かに私もホリエモンは、好意的では無く良くも存じていませんが、頭がキレる人だと思います。

スマホ等の情報源はやはり凄いですね。私はもっとスマホを使いこなせるようになりたいと思いました。
ありがとうございます^_^

ゆきんこさんのコメント
2022/10/01

村上マシュマロさん、こんばんは!
私はついつい「時間がない」と思ってしまったり、忙しいと言ってしまったりするのですが、客観視すると案外ダラダラしています(^_^;)
万人に平等な「時間」をいかに有意義に使うか…もっぱらの課題です。

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