初めて読む作家さん。ノンフィクションなんじゃないかと思うほどのリアリティ。
父が約1年の間、4つの病院に入退院したが、どの病院の医師も忙しさのあまり疲弊していたように思う。
次々と運ばれてくる急患の処置に追われ、手術をこなすだけで精一杯、いつ医療ミスが起こっても不思議ではない、といった具合だ。特に中央の大病院で顕著だった。
志の高い医師ほど、現実とのギャップに苦しむのではないだろうか。
こうなったのは誰のせいなのか?
では、どうすればよいのか?
医療を受ける多くの人に考えてもらいたいテーマだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月11日
- 読了日 : 2018年10月11日
- 本棚登録日 : 2018年10月11日
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