「夜市」「草祭」と読んだ後の3作目。
3作の中では、
これまでで一番ダークな色合いを帯びた作品だと感じました。
わたしの好きな、幻想的で広がりをもったイメージの
恒川作品とはちょっと異なる雰囲気。
人間の暗く汚い部分がたくさん出てくるので
読後感はあまりすっきりしません。
それでもこの作者の圧倒的な想像力の世界を眺めるのは
怖いけれども見てみたい。
そんな気持ちにさせる一冊でした。
他の作品も是非読んでみたいと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年4月22日
- 読了日 : 2011年4月22日
- 本棚登録日 : 2011年4月21日
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